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火災
地震保険って?
今回は最近も各地で頻発している地震のお話です。
地震保険は基本的に火災保険とセットになっていて、火災保険の金額の半分までが上限となっています。
なんで半分まで??
というと、実は地震保険は、倒壊してしまった建物を建て直したり、元通りに戻すことを目的としたものではなく、
「地震等による被災者の生活の安定に寄与すること」を目的としたものだからです。
損壊したものを直すためというより、安定した日常生活を送るための資金補助のようなイメージをしてもらえると分かりやすいかと思います。
なので、保険金のお支払いについても、火災や台風の時のように損害があった箇所の見積もりをとって、そこから損害額を出すのではなく、
査定の者が損害を確認し、その損害の程度(現在は4つの基準)に応じて、地震保険金額から定額(こちらも4つの基準)でお支払いする形です。
例:建物に地震保険が1000万ついていた場合
損害額が30万以上200万未満(時価額の3%以上20%未満)だと一部損とみなされ、お支払いできる金額は50万円(保険金額の5%)
※あくまで簡略化した例ですので、詳細はこちらのページをご参照ください
注意点は、火災保険では1万円からでも保険の対象となるケースもありますが、地震保険はこの損害の基準に達しない場合、
残念ながらお支払いができないケースもあるということです。
ざっくりとした概要をお伝えしましたが、詳細をお知りになりたい方は弊社までお問い合わせください。
もしかしたら今、この瞬間にも来るかもしれない災害に備えて、できる限りの対策、準備はしておきましょう!
※自然災害や地震の被害に遭われたときにしておいたほうがいいことについても書きたかったのですが、長くなってしまうのでまた後日書きたいと思います!