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火災保険料が上がってしまう理由

こんにちは!

先日、下記のようなニュース記事がありましたので、ご紹介します。

【火災保険1割超値上げへ 過去最大で家計に打撃】

 

自然災害の増加により保険金支払いが増え、保険業界全体的に火災保険が値上がりしてしまうというニュースです。

突然の豪雨や、毎年大きく、強くなる台風、水害など、今までは無かったようなことが次々と起こり、各地で甚大な被害があります。

火災保険があれば、保険金の対象となるものも多いですが、その分保険金の支払いが多くなり、保険料に影響してきてしまうという流れです。

災害が多くなったから保険金の支払いが増えた、というとざっくりしすぎていますが、内訳をみていくと、人件費や建物を直すための材料費の値上がりなども関係しています。

 

今後、値上げだけでは済まなくなるかも・・・

今のところ主な影響は保険料だけですが、今後は○○万円以上の損害じゃないとダメといった免責(自己負担)がついてしまったり、数年単位の長期契約ができなくなる傾向はあります。

行く行くは危険度の高い地域などは保険が引き受けできなくなってしまう可能性(この地域は過去に水害の被害があったから保険はかけられません、というような)もなくはないと思います。

 

太陽光パネルなどは更に厳しくなる可能性

広大な地形を活かして設置される太陽光パネル。一説によると、自然災害によるこの太陽光パネルの損害がかなりあるそうです。

たしかに、損害があるとしたらその周辺一帯が被害があるはずなので、損害額も相当なもののはずです。同じ地域で同じような被害がある場合などは、引き受けについては厳しくなる可能性があります。

 

いずれにしても、このままいくと単純な値上がりだけでは成り立たなくなり、支払いの基準が厳しくなることが予想されます。

これは火災保険に限らず、自動車保険にも同じことがいえます。

保険をかける際には、何が出て、何が出ないのかなど、内容を今まで以上に確認する必要がありそうですね。